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多くの飼い主は、イヌを飼いたいと思ったら、まずペットショップに足を運び、どんな犬種にするか、ショーウィンドーを眺めます。そしてある瞬間、ある子犬と目が合ってしまったら、ついつい衝動買いするケースがじつはとても多いのが現状です。 本来、子犬を飼うということは、小さな子どもが増えるのと同じこと。それだけに、人間側には相応の心構えが必要になります。家族として世間に出しても恥ずかしくないイヌにするためには、やはりそれなりのしつけやトレーニングが必要です。子犬のときには社会化のトレーニング、つまり世間に慣れさせるためのパピートレーニングが大切なのです。 また、健康管理も人間側の大切な仕事です。痛くても、かゆくても、イヌは話すことができませんから、行動で訴えてきます。それを見逃さず、健康をきちんと管理して、いつまでも元気で長生きしてもらうためにも、イヌの健康状態を把握することは飼い主の責任ともいえます。 あなたが子犬を欲しいと思ったら、子どもに子犬をせがまれたら、まずはあなたの家族構成、誰が世話ができるのか、どういう目的で飼うのか、住宅環境などを考慮に入れ、いろいろなイヌの雑誌や書籍に目を通してみましょう。それから、ペットショップの従業員などに相談してみること。 |
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| もし、欲しい犬種が決まっているのなら、情報を集めてその犬種を扱うブリーダーを探し、納得いくまで相談してみましょう。相手がめんどうくさがったり、いいかげんな対応をするようなら、そこから購入するのが正しいか考えるべきです。納得のいくブリーダーとめぐり会うためには、充分な情報収集が必要です。ドッグ・ショーにも出かけてみて、いろいろな人の話も聞いてみてください。 イヌは、かわいいだけでは飼えません。人間の赤ちゃん同様に手がかかります。しつけもしなくてはなりません。成長したときのイヌの性格や行動は、飼われている家庭環境や飼い方が見事に現れます。その子を見れば親が分かるのは、人間だけではなく、イヌも同じです。 いっしょに生活すれば、楽しみは二倍にも三倍にもなります。仲間も増えていくでしょう。イヌと楽しく生活していくためにも、あなたのライフスタイルに合った犬種を選んでください。そして、無責任な飼い主にだけはならないでください。イヌは飼い主を選べないのですから。 監修 森 喜夫(ジャパン ケネル クラブ全犬種審査員) |
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